東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科国際健康推進医学分野の藤原武男教授らとインターパーク倉持呼吸器内科の研究グループは、宇都宮市の住民基本台帳から無作為抽出した1000世帯2290名に対して、新型コロナウイルスの抗体検査を実施しました。
この調査には742名が参加し（参加率32%）、そのうち3名が抗体の陽性反応を示したことから、第1波の後の参加者の感染率が0.4％であることが判明しました。実際の宇都宮市の人口構成に合わせるため、調査に参加した人の傾向を補正すると第1波の後の感染率は1.23%となり、宇都宮市民100人中1人強が感染したという結果が示されました。